絵本「ミキフィッシュちゃん半魚人ベイビー」
絵本「目と舌の憂鬱」から1年、ミキベビの最後を飾る絵本。
MIKIFISHCHANHANGYOJINBABY 2011(ミキフィッシュちゃん半魚人ベイビー2011)を元に絵本にしたもの。
とは言え1年以上経っているので多少の変化はある。
THE LIBRARY 2012 「本」形式の作品による展覧会
2012年8月21日(火)〜9月1日(土) 東京・神宮前 TOKI Art Space にて開催

 「絵本ミキフィッシュちゃん半魚人ベイビー」は完全に開き直ってストーリーのないことを特徴にしている。ある時 期の作品を意味なく適当に並べて、その1枚ずつに対応した文を付けているので、次に何が来るかは予測がつかない。だから繋がりはアドリブのようなものでそ の文しだいで決まって来る。
 「ミキフィッシュちゃん半魚人ベイビー」は見ての通り「ミキちゃんベイビー」と魚を組み合わせたものが始まりであったけれど、いろいろな発想で展開していったので、作品として「これはまるで違うぞ」みたいなものもある。

 さて、「ミキフィッシュちゃん半魚人ベイビー」が生まれたのは5億年前の海であった。そのころでもいい暮らしをしていたようで表紙にもあるようにコロコ ロと太っていた。5億円も凄いけれど5億年の方がもっとずっと凄い。略称「ミキフィッシュ某」はそれだけの年月の間に大概のやりたいことをやったので、今 の世界にも柔軟に対応して、どんな物とも合体することができる。その柔軟さ加減は正にいい加減である。
 「ミキフィッシュ某」が名刺交換をする場面などはお勧めである。目はでかいけれどけっこう真面目にやっている。犬猫に頼る風潮は好きではないが「半魚 犬」も登場する。海にいるフナムシ状態の仲間もいる。某機関に拉致された仲間もいる。何だ神田の鬼子母神ではないけれど、いろいろあって、結局のところ海 へ帰って行く。まあこれもとりあえずだけれど。



HOME/満たされた空間の意味について/横浜非伝統スカーフつまり0からの出発/写真によるスカーフデザイン展/愛する人のための三つの病についてあるいは意味の不在と無意味の存在について
未来からの手紙と贈物についての五つの思い出あるいは 静寂のための青い四つのかけらについて/One Day 2005/曼陀羅2006/渦巻2007
絵本「ふじみきとうずまき」/NOTHING2008/RAMEN2009/RETROSPECTIVE2009/絵本「ミキちゃんベイビー」/MIKIFISHCHANHANGYOJINBABY 2011/CG2011
/最後の晩餐/絵本「目と舌の憂鬱」/RHAPSODY2012/CG2012/絵本「ミキフィッシュちゃん半魚人ベイビー」/ベロベロ人/絵本「メメーとベロベロン」/東京展プロジェクト in KANAGAWA 2012
MIKKIOU2013//CG2013/自画像/絵本「幸せは意味の不在」/MIKKIOUMIKKIOU2014/自画像2/CG2014/自画像とそうでないもの/絵本「今は誰もいない」/JUNKO2015/CG2015/JAALA展 2015-Kawasaki
/最後の晩餐2/絵本「僕の鼻毛の三割は白髪だ。」/自画像/SELF2016/CG2016/過ぎた日/絵本「ヘロヘロが飛んでるよ。」/JAALA2017/時の流れ商会2017/CG2017/着ぐるみのマスクを脱いでポーズをとる自画像
絵本「赤と黒の時間」 /STOP2018/CG2018/デジタル版画展2018/JAALA2018/ASHIGARI2018
/自画像/絵本「青の日々」/SLOWLY2019/デジタル版画展2019/石像である私のようなもの/絵本「石像である私のようなもの」
古希2019/2019東京展会員写真展/JAALA2019/2020富士山展/GOOD2020/CG2020/銀座ワンサマーフェスタ/THE LIBRARY 2020/デジタル版画展2020/愛しき生きもの展/古希展2020/JAALA2020
BAD2021/愛しき生きもの展2021/路地裏の猫展/JOKE2021/暁展2021-2/CG2021/JAALA2021/デジタル版画展2021/酒のある自画像/絵本「飲もうぜベイビー」/路地裏のネコ展/2022東京展春季会員展/IKURAOTOKO2022
/CG2022/デジタル版画展2022/二人展2022それぞれの夏/帰ってきた渦巻男/絵本「ヒロインAの日々」/2023東京展春季会員展/古希展2023/BUTTAI@ALIAN2023